もしアナタが、車のタイヤ交換をするとしましょう!
タイヤ交換は、どのタイヤショップで交換しても、得られる結果は同じでしょうか?
答えは「ノー」です。
バランスのとり方、きちんと清掃してから取り付けるか。
その他結でも結果は変わります。
この写真は、タイヤを取り付ける前のハブ面と呼ばれる部分です。
左写真は随分錆びてますね。
右写真は清掃後です!(錆びを落としてるのが見えます)
清掃に手間がかかるので、錆びは無視してホイールとタイヤを取り付ける業者さん。
手間を惜しまず、きちんと清掃してからホイールとタイヤをきちんと取り付ける業者さん。
取り付けた後に、外からみてワカリマスカ?
では、虫歯を詰める、ある方法をご紹介します。
コンポジットレジンによる充填という方法です。
上の写真。左と右は同メーカーの違う商品です。
左がペースト状のコンポジットレジン。 右は、液体状のコンポジットレジンです。
メーカーは3M ESPEというメーカーです。
写真のように、虫歯を削ってから詰めますと。。
白い樹脂(ガラス成分で強化した樹脂)ですので、治療後はとても見た目には綺麗に仕上がります。
で、実験です。上記の二種類の材料を使って詰めてみましょう。
抜いた歯です。親知らずですね。
穴をあけてみます。二箇所に穴ができました。
接着剤を塗ります。ボンディングと呼ばれる処理です。
青い光を照射します。ボンドをかためるんですね。
片方には、液体状の樹脂を詰めてみましょう!!(右側)
詰め終わったら、もう一回光を当てます。液体状のものを穴に入れるだけなので、とってもすばやいです(笑)
今度は、黒い器具の先にペースト状の「白い物体がついてます」これは「ペースト状のコンポジットレジン」と呼ばれる材料です。
詰めて、光を当てて、かためてみました。
あれれ?どちらの方が、綺麗ですか?
詰めている材料は、同メーカーの同じ色のもの。
実は左の方が綺麗なのですが、そういうことが言いたいのではなく。。
強度やフィット性にも優れるのです。
もう一度いいます。
左はペースト状のものを詰めて、右は液体状のものを詰めまてます。
他医院の経験者スタッフから聞いた話です。
前の医院さんでは、液体状のものしか使っていませんでしたと。。
理由は、患者さんが多すぎて、ペースト状のものを詰めると時間がかかるから。
時間短縮のためです。と。。
じゃ、ペースト状の物が優れていて、液体状の詰め物はダメなの?
そんなことはありません。
当院では、液体状のものを、詰める穴の底に薄~~くひきます。
それで一旦固めてから、さらにペースト状の詰め物を重ねていきます。
レイヤリングテクニックと呼ばれる方法ですが、
この方法は手間がかかりますが、一番きっちりと穴を詰めることが出来る方法です。
では、液体状のものを詰めた、ペースト状のものを詰めた、
体状のものと、ペースト状のものを重ねて、手間をかけて詰めた。
料金は同じです。。。保険は点数が決まっていますので。結果として同じことをすれば同じ料金です。
※この治療は保険適用で、再診料込みで約850円から1100円位の間の料金になります。(三割負担の窓口会計の価格)
さらに詰め物の密着性を上げるために、防湿といって、湿度を下げる処置をしてます。。
当院で、お口がパリパリに渇く、不快なチューブを付けられたという患者さん。
そういう理由なので、許してくださいね。
ホイールとタイヤの話に戻りますが、私がお客さんなら、清掃してから再度組み込んでもらいたいです(笑)
私が患者さんなら、手間をかけてでもキッチリと詰め物を詰めてもらいたいです。
※保険適用の白いペースト状の詰め物は、強度等の理由から適用できる場合と不可能な場合があります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。