ほっと一息。
本日は、インプラントの手術があり、ほっと一息ついたところです。
インプラントのアシスタントワークについての書籍をちょっと一緒に見ながら、また勉強。
きっちりとした準備と滅菌を行い。
本当に教科書通りの事前準備を行うわけです。
インプラントの手術前には、診療室も清拭して、消毒します。
手に触れるところの全てに滅菌(滅菌とは簡単にいうと、殺菌より高度ですべての菌を死滅させることをいいます)
のカバーで覆い、触れる器具をすべて滅菌状態にしていくんですよね。
インプラント手術の準備は二人作業で、約40分かけて行います。
手術前と手術中は、申し訳ございませんが、急患対応はできかねます。
(キッチリやる!な医院ですので。)
いらっしゃるんですよね。「今すぐ診ろ」的な御方(汗)
歯科衛生士
「先生は、大学病院から、勤務先、その後開業ですから多くの歯科医院をみていないかもしれません」
「歯科衛生士は多くの実習先を回りますので、さまざまな歯科医院を見る機会がありました」
「インプラント処置は、普通の虫歯治療と変わらない環境下でやってるところが多かったです。」
私、
「まっ、ウチは普通にやりましょ♪」
歯科衛生士
「メスと注射針を交換しない医院もありました。」
私、
「昔はよくあったと聞きますが。。。」
歯科衛生士
「私、ながせデンタルクリニックに入社したときに聞いたんです。先生に。」
「患者さんごとにグローブ交換してもいいですかって。。」
「そしたら、先生はえっ?って驚いていらっしゃいましたけど。。」
「メスも注射針も交換しない歯科医院は、先生がものすごく口達者で、宗教みたいで。。」
「ものすごく多くの患者様が来られてました。」
多くの患者様を危険なめに晒してたわけですか。。
患者さんの皆さんが医院を正当に評価するのは、絶対に不可能ですよ。
他頁にも書きましたが。
そういう医院さんに、どっと患者様が押し寄せているわけですから。
患者様と我々歯科業界人では、歯科医院に対する評価の尺度が全く違うんです。
我々とは、評価する尺度が違うんですよ。
私、「なんでグローブ替えないんだろうね。」
歯科衛生士、「やっぱりコストを考えてのことではないですかねぇ。。」
他の衛生士さんから聞いた言葉です。
「私がみた医院では、歯ブラシ指導に使う際の歯ブラシを、薬液に漬けるんです。
そうして消毒した歯ブラシを、次の患者さんの歯ブラシ指導にまた使うんです。」
気持ち悪~~~!
感染予防に関してもそうですが、気持ち悪さまで感じる(笑)
自分がされたらモウレツに嫌じゃないですか?
ウチのモットーは、自分がされたら嫌なことは、患者様には絶対にしません。
当院で歯磨き指導を受ける際には、
一本一本新品を用意して、お持ち帰りをしていただきます。
お家で使ってくださいね。
歯磨き指導を行う際に、一本一本新品を用意してお持ち帰りしていただく医院は少ないと思いますよ。
他医院で、歯磨き指導を受けて、帰りに歯ブラシを渡されたことはありますか?
渡されていなかったとしたら。
その歯ブラシの行き先はどうなっているんでしょうか。
想像してみてください(笑)
今の時代でもまだ、やっぱり実在するんですね。
そういう歯科。
そういう歯科医院のために、我々全体が業界として品格を問われるわけです。
悲しい限りです。