昨日のこと。
5年も歯医者さん行けてないです。
不安がいっぱいで、きちんと説明して欲しいとのことです。
症状は、歯がしばらく前から凍みてました。
最近は、凍みるを通り越して、どんどん痛くなってきたとのことです。
歯医者さんが、怖いあまりナカナカ勇気を振り絞って受診することができなかったそうですが、
今回の痛みは、これはマズイということで受診されました。
きちんと説明を受けずに、ここに虫歯があるから削る。まな板の上の鯉状態。
治療が終わりました。また来てくださいね~。しかも治療は痛い。
これでトラウマになっていらっしゃる方は、ものすごく多いんです。
はっきりと申し上げます。
「当院では、通常より治療時間を長めにとります。精一杯ご説明を差し上げますので、お願いします。
それでもご説明不足があれば、何なりとお聞きください。」
※画像はイメージです。
お口の中の写真を10枚ほど、サクサクっと撮ります。
患者さん、「今の写真ですよね?」
私、「そうですよ~」
画像を加工して、患者さまにご説明。
画面に手書きをしながら、イラストを交えながら、虫歯の状態をご説明していきます。
虫歯の大きさや、神経の位置等を実際の状態を画像で一緒にご確認していきます。
一連の治療の流れや、治療の可能性をご説明していきます。
しっかりご説明させていただけたかな。ご理解いただけたかなと思い。
では、治療をスタートしていきましょう。
では、予め麻酔をしていきましょうね。
患者さん、「え~~~~~~!やっぱり麻酔するんですか!!!!!」
「それが一番嫌だ!!!!」
お気持ちをお察しします。
私、注射されるの大っキライですから。
「しかし、これは少なくとも神経に近いか、あるいは神経に達している虫歯。
麻酔なしでは、地獄ですよ。。麻酔は、あんまり痛くないですから。
電動の麻酔でゆーっくりと入れていきましょう。昔、注射器でドカーンと入れられて痛かったご経験がおありでしょうか。」
もうこの時点で、手に汗びっしょりでしょうね。。
患者さん、「私にとってはそこが最大の難関!」
別に、恥ずかしいお話ではありません。
これは皆様に共通する思いです。
麻酔をするも。。
あまりお痛みはなかった、ご様子。。
患者さん「先生!これで治療のときに痛くなかったらびっくりしますよ。」
私、「麻酔が効いてたら痛くないですよ。たとえ神経をとることになっても。」
結果、治療にお痛みはなかったようです。
痛い思いや、説明不足からくるトラウマ。。恥ずかしくないです。
皆様に共通する思いです。少しでも不安を解消できるように頑張りますね。
患者さん、「もう少し早く、痛くなる前の、凍みるうちに来ておけば良かったのじゃないですかね?」
ご明察です。
勇気を振り絞って、まずは相談してみましょう。
ご納得がいかなければ、治療前にお断りしていただいても構いません。
昨日。
東日本大震災より、4年。
被災者の方には、復興をお祈り申し上げます。
今年は、私自身もボランティアに子供と参加しようと計画しています。
とある患者さまから、
「前の医院さんはレントゲンをすぐに撮るんですけど。。ことあるごとに、ほぼ毎回。。」
私、「必要があれば撮りますし、必要がなければ撮りませんよ。。それだけです。」
とある患者様より電話がかかってきました。
「受診した場合、レントゲン写真を撮られるのでしょうか?私は、レントゲン写真は撮りたくありません。」
当院より出来る返答は。
「必要があれば撮りますし、必要がなければ撮りません。」
これは当然のことです!!
ただそれだけです。
無駄な被爆に曝すようなことはしたくないですし、必要があれば、撮影にご協力をお願いしたいところです。
被爆線量
飛行機で海外旅行(日本-ニューヨーク間) 0.2ミリシーベルト。
胸部レントゲン 約6ミリシーベルト
歯科のレントゲン 0.02、0.04ミリシーベルト等
デジタルのレントゲンを導入してから、従来のアナログに対し、線量が2分の一~10分の一
※上記は撮影部位や方法により異なります。
自然界での、年間平均の自然放射線被爆量 2.1ミリシーベルト
医療行為として、必要性がリスクを上回るかどうか。
お医者さんも、歯医者さんも、これで判断します。
ちなみに。。
レントゲン写真の機械はむき出しにはなっていません。
当院のレントゲン撮影機器は、鉛の入った防護壁の中に完全に遮蔽されて設置されています。
漏洩の検査も、池田保健所の検査も受けています。
レントゲン室は、扉も鉛が入っているので、扉がとっても重いんですよ。